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  <title>Baldanders.info</title>
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  <description>Baldanders － バルトアンデルスは連続的な怪物，時間の怪物である。（ホルヘ・ルイス・ボルヘス 『幻獣辞典』より）</description>
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<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000490.shtml">
  <title>監視をコントロールする</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000490.shtml</link>
  <description>「知的財産法政策学研究」28,29号にて Jonathan ZITTRAIN の論文の邦訳が公開されている。</description>
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  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
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  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
覚え書きとして。
</p><p>
「知的財産法政策学研究」<a href="http://www.juris.hokudai.ac.jp/gcoe/journal/ip28.html">28</a>,<a href="http://www.juris.hokudai.ac.jp/gcoe/journal/ip29.html">29</a>号にて Jonathan ZITTRAIN の論文の邦訳が公開されている。
</p><ul>
<li><a href="http://www.juris.hokudai.ac.jp/gcoe/journal/IP_vol28/28_4.pdf">オンライン上のゲートキーピングの歴史 (1)</a> （PDF）</li>
<li><a href="http://www.juris.hokudai.ac.jp/gcoe/journal/IP_vol29/29_4.pdf">オンライン上のゲートキーピングの歴史 (2)</a> （PDF）</li>
</ul><p>
DRM （デジタル著作権管理）は技術的保護手段による利用の制限から電子指紋などを使った流通の監視へとシフトしつつある。
少し前の記事だが<a href="http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080812/156363/">「コピーに自由を ―生まれ変わるDRM―」</a>では電子指紋を使った著作権管理について紹介している。
</p><ul>
<li><a href="http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080812/156366/">コンテンツの識別で流通の価値をお金に変える</a></li>
</ul><p>
また日本でも同様のサービスが始まっている。
</p><ul>
<li><a href="http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100816_387480.html">NTTデータ、ニコ動で試験運用していた不正投稿検知サービスを正式提供開始</a></li>
</ul><p>
もともと技術的保護手段による利用制限は問題を抱えていた。
「技術的保護手段」としては暗号技術を用いるのが普通だが
</p><blockquote>
「公開鍵暗号系を含め、暗号通信の肝というのは結局復号に要する鍵が正当な受け手以外の攻撃者に渡らないということなのだが、DRMの場合は言ってみれば正当な受け手がすなわち攻撃者なのであって、そもそもこの時点でロジックが破綻している」
（<a href="http://sourceforge.jp/magazine/08/10/26/2237236">「オープンソースDRM」の不可能性について</a>）
</blockquote><p>
点が問題だった。
さらに言えば
</p><blockquote>
「DRMの最大の問題は、それがユーザーの利便性、コンテンツの正当な利用さえも損なうことです。特定の動作環境への依存を強いられ、その技術の恒久的な利用が保証されない」
（<a href="http://www.dotbook.jp/magazine-k/2010/05/17/dispute_about_drm_for_ebook/">電子書籍にDRMは本当に有効か？</a>）
</blockquote><p>
という問題がある。
これらを考え合わせれば技術的保護手段から流通の監視へと DRM がシフトしていくのは自然な流れと思われる。
そして，そうした変化に伴い，ゲートキーパーの役割も増大していく。
</p><p>
ゲートキーパーとは
「他者のコンテンツを伝達し、ホスティングし、インデックス化するなど、さまざまな形で媒介を行う者」
を指す。
さらにゲートキーパーには2種類あって，
「個人の行動に対する規制に力を貸すよう媒介者を徴用する試み」を「伝統的ゲートキーパー」と呼び，
「個人を特定したり個人の行動を規制したりすることを促すように技術自体を変化させる試み」を「技術的ゲートキーパー」と呼ぶ。
ネット上のゲートキーパーは主に後者のほうだ。
ネット上の（法的あるいはアーキテクチャ上の）規制において，
これまでゲートキーパーがどのような立場をとってきたか確認するためにも「オンライン上のゲートキーピングの歴史」は読んでおいたほうがいいだろう。
</p><p>
さて，
ここまで書けば（ゲートキーパーによる）監視は著作権問題だけに関わるものでないことには気づくであろう。
技術的ゲートキーパーの定義が上のようなものであるなら，
ISP や OSP，
検索サービスや携帯電話事業者などはみんな技術的ゲートキーパーになりうる。
彼らはユーザの行動を監視し，
さまざまな名目でフィルタリングやゾーニングを行っている。
</p><p>
昔であれば監視についての議論はその実装の是非を問うことだったが，
今はそう単純ではなくなっている。
監視者が権力であれば是非を問えばよかったが，
今では一般ユーザが監視の恩恵を受けるケースもありうる。
その場合は単純に是非を問うだけでは解決しない。
したがって，
その議論も監視の是非から監視を如何にコントロールするかにシフトしていくべきだと思う。
</p><p>
制限から監視へとシフトしていったのは，
監視技術の実装が昔に比べて容易になってきたこともあるだろうが，
最大の理由はビジネス上の需要が増大したからだ。
ぶっちゃけて言えば監視は金になるのである。
つまり，
これからのゲートキーパーは以前とはインセンティブが異なる可能性がある。
これを象徴するのが <a href="http://slashdot.jp/yro/article.pl?sid=10/05/31/0118203">DPI 行動ターゲティング広告の容認</a>だ。
</p><p>
（これはプライバシー（権）の議論とも関連してくる。
が，残念ながら日本ではプライバシーに関する議論は皆無といっていい。
それどころかプライバシー（権）の概念自体がいまだに欧米からの借り物レベルにとどまっている。
つまり議論の土台すらないのだ。
たとえば<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000415.shtml">「公開されたプライバシー」</a>といった議論は日本からは出て来ない。
これはかなり危ないことのように私には思えるのだが，
どうなるやら）
</p>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000489.shtml">
  <title>Open Public と Walled Garden</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000489.shtml</link>
  <description>インプレス提供の無料 PDF に応募してゲット。
ようやく読み終わった。</description>
  <dc:subject>Book</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-06-26T08:03:23+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
『Ustreamと超テレビの時代』読了。
今回は<a href="http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100621_375917.html">インプレス提供の無料 PDF</a> に応募してゲット。
ようやく読み終わった。
（キャンペーンはすでに終了している）
</p><p>
ちなみに iPad 上で iAnnotate PDF を利用。
気になる部分は iAnnotate PDF で印をつけ，
Evernote でメモをしながら読んだ。
こういう読み方ができるのが電子書籍の面白さだよね。
<a href="http://www.dotbook.jp/magazine-k/2010/06/20/read_sharing_on_kindle/">最新版の Kindle</a> みたいに「読書」を共有しろとまでは言わないが，
ただ読むことしかできない電子書籍リーダーなど滅びてしまえと言いたい。
</p><p>
以前
<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000466.shtml">『Twitter 社会論』</a>
や3年前に出版された
<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000486.shtml">『CONTENT'S FUTURE』</a>
を読んだりしたのだが，
いまひとつピンと来なかったんだよね。
なんか「今」を語ってない気がして。
その点『Ustreamと超テレビの時代』は「今」を語ってる感じがする。
</p><p>
いや，しかし，つくづく2009年は転換点だったんだねぇ。
それなのに昨年の私ときたら，
半年近くも無職状態で，
その後も「その日暮らし」が精一杯の状況で，
ほとんど「空白の1年間」だったよ。
リーマン不況恐るべし。
そういう意味じゃ『Ustreamと超テレビの時代』は（他のどの本に比べても）その空白を埋めてくれるありがたい内容だったわけさ。
</p><p>
個人的に気になったのは Open Public （公共圏）と Walled Garden （壁の中に閉じた花園）の対比だろう。
そういえば Flickr を使い出した頃，
mixi のような「閉じた SNS」に<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log/200504.html#d12_t3">違和感を感じていた</a>。
つまり，
当時の mixi は Walled Garden であって Open Public ではなかったということだ。
日本人って特定のサービスに引きこもる傾向があるよね。
mixi が流行れば mixi ばっかりに没頭し，
ニコニコ動画が流行ればみんな猿のようにやりまくる。
そんでもってそれを日本独自の文化だと謳う評論家がいる。
Twitter や Tumblr ですら似たような傾向を感じる。
Twitter や Tumblr があれば他の（以前の）サービスなんていらね，
ってな人もいて笑ってしまう。
本当に日本で Open Public な状況になどなるのだろうか。
</p><p>
そういえば『Ustreamと超テレビの時代』では間に合わなかったようだが，
mixi もついに Twitter との連携を始めている。
もっとも mixi がケータイ・ユーザをメインターゲットに据えた時点で個人的には全く魅力を感じなくなったのでスルーだけど。
日本でも iPhone の影響は小さくないだろうが，
それでもまだいわゆる「ガラケー」の方がシェアが大きいだろう（特に地方では）。
日本の場合，
iPhone 以前と以後では全く状況が異なる。
「ガラケー」をメインターゲットに据えているようなサービスが Open Public に乗ってくるとは到底思えない。
<a href="http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20100619.html#p01">「ケータイID問題」</a>
にも絡むのかもしれないが，
そろそろ日本はケータイにまつわる因習（他にも無意味なディレクトリサービスやくだらないフィルタリングなど）を捨てるべきときだと思う。
たぶんそこからがスタートラインだ。
</p><p>
話がそれてしまった。
</p><p>
個人的にまず気になったのは Open Public と Walled Garden の対比だが，
『Ustreamと超テレビの時代』にはその先がある。
</p><blockquote>
「テレビのデジタル完全移行とは、大きく見ればインターネットがテレビサービスの一部を吸収し、ライブ型のテレビとネットが一体化する過程であると考えることができます。
またこの変化は、ライブ情報発信に適したアップル社のiPhoneに代表されるスマートフォンの台頭とも重なり合っています。
その結果、時差型、即ち非同期型の活用が中心だったインターネット活用に変化が現れ始めました。
同期型とかリアルタイム型と呼ばれるライブコミニュケーションへの視聴スタイルのシフトです。」
（p.216）
</blockquote><p>
この辺あたりまで読んでようやく得心がいった。
だからソーシャル・メディアではなく「超テレビ（ソーシャル・テレビ）」なのか。
これは<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000466.shtml">『Twitter 社会論』を読んだ</a>ときにはピンと来なかった部分だ。
</p><p>
<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000466.shtml">『Twitter 社会論』の感想文</a>で書いたが，
私はもう Twitter にハマり込んでない。
仕事中は TL を見ないようにしてるし。
まぁ iPad で遊ぶようになってからは（以前よりは） TL を見るようになったけど，
それも余暇での話だ。
iPhone のようなソーシャル・サービスを前面に置いた携帯端末も持っていないし（そのうち買いたいけど， iPad の支払いが終わってからね），
ニコニコ動画のアカウントすら持ってない。
たぶん私は「ライブコミニュケーション」から取り残されているのだろう。
</p><p>
そういえば
</p><blockquote>
「米国では、テレビ番組も含めて、インターネット上でテレビを含む動画と他の情報（番組関連番組や情報の推奨、検索サービスなど）とのマッシュアップの議論と実践が行われています（なお、受像機はテレビ、パソコン、スマートフォン、ゲーム機など多彩です）。
一方、欧州はHBBTVを見ればわかるように、テレビ電波もインターネット情報も、セットトップボックスなどでマッシュアップして関連番組や情報の推奨、検索サービスを提供する方向です。
日本のツイッター世界で流行っている「ツイッター+Ustream」革命の議論は、このマッシュアップフェーズがすっぽり抜けています。」
（p.132）
</blockquote><p>
とある。
もしこのマッシュアップフェーズが進めば私のような新手の「デジタル・デバイド」な人も多少は状況が改善するのだろうか。
ちなみに HBBTV というのは
</p><blockquote>
「それから74年後のバンクーバーオリンピックでも、ドイツはイベントを積極的に活用しました。
HBBTV（Hybrid Broadcast Broadband TV）と呼ばれる番組のソーシャル視聴が可能な新型テレビの開始を、バンクーバーオリンピックに間に合わせたのです。
HBBTVは、ツイッターなどインターネットの情報とテレビ番組を、同時に同一画面上に表示できます。
ドイツでは、2009年末からHBBTV対応のセットトップボックス（650ユーロ、約8万円）が販売されています。
ドイツの先進的視聴者は、関連するツイッターの流れを見ながらテレビ中継を見ることが可能になりました。」
（p.67）
</blockquote><p>
なんだとか。
更に
</p><blockquote>
「BBCのプロジェクトキャンバスでは、2012年のロンドンオリンピックとテレビの完全デジタル移行をにらんで、テレビ信号とテレビの過去のアーカイブを含むインターネット情報を、視聴者が個人単位に自由にマッシュアップできるサービスの構想を発表しています。」
（p.140）
</blockquote><p>
という話もあるらしい。
欧州は進んでるねぃ。
日本は2011年にデジタルに完全移行するわけだけど，
どうなるんだろう。
まさか<a href="http://www.tbs.co.jp/kakumeitv/">「革命×テレビ」</a>程度で終わりってことはないよねぇ。
まぁ B-CAS でスクランブルかけてる時点で日本のデジタル放送は Walled Garden に引きこもってるわけで，
もう終わってる気もするけど。
</p>]]><![CDATA[<div class="hreview" ><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844328859/baldandersinf-22/"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61hijwMpZHL._SL160_.jpg" alt="photo" class="photo"  /></a><dl ><dt class="fn"><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844328859/baldandersinf-22/">Ustreamと超テレビの時代 ~ユーザーライブ中継の威力~</a></dt><dd>山崎 秀夫 </dd><dd>インプレスジャパン 2010-06-25</dd><dd>評価<abbr class="rating" title="5"><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-5-0.gif" alt="" /></abbr> </dd></dl><p class="similar"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479736016X/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/479736016X.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="USTREAM 世界を変えるネット生中継 (ソフトバンク新書)"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839935572/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4839935572.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="USTREAMポケットガイド"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4768303110/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4768303110.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="Ustreamガイドブック"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822248127/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4822248127.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="iPadショック iPhoneが切り拓き、iPadが育てる新しいビジネス"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492532706/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4492532706.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)"  /></a> </p><p class="gtools" >by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a> ,  <abbr class="dtreviewed" title="2010/06/26">2010/06/26</abbr></p></div>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000488.shtml">
  <title>これが電子書籍か？</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000488.shtml</link>
  <description>iPad をダシに電子書籍の話とか書いてみる。</description>
  <dc:subject>Book</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-06-19T16:34:44+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
今回も iPad の感想。
っていうか iPad をダシに電子書籍の話とか書いてみる。
</p><p>
いくつか電子書籍と呼ばれるものを読んでみたりするのだが，
どうもイマイチな気がする。
私が導入しているものは以下の通り。
</p><ul>
<li>iBooks</li>
<li>i文庫HD</li>
<li>Y!コミック</li>
<li>東京IT新聞</li>
<li>Voyager Books</li>
<li>AiR HD</li>
</ul><p>
「Y! コミック」はただの画像データだろうから別としても，
だいたいどれも似たり寄ったりなのはどうしたわけか。
しかもお互いのアプリケーションには互換性がない。
iPad には検索機能もあるが，
それで各アプリケーション内の書籍を検索できるわけでもない。
なにこれ？ って感じ。
</p><p>
『AiR』の冒頭で
</p><blockquote>
「注目を集める電子書籍ですが、なにが魅力でかくも話題となるのか。
価格、ポータビリティ、検索性、本棚がいらなくなるなど、いろんな魅力が語られますが、その最大の特徴は
「物理実体から開放されたために生まれる自由」
であり、ここに多くの人が可能性を感じているからこそ、電子書籍が注目されているのだと思っています。」
（p.2）
</blockquote><p>
などと書かれているが『AiR』アプリケーションのどこに自由があるというのだろう。
上記の引用だって iPad の画面を見ながら手で打ち込んでいる。
デジタルデータなのに，
である。
こんなアホな話があるだろうか。
</p><p>
（海外はともかく）日本では電子書籍はまだまだ黎明期で，
アプリケーションが乱立状態なのはしょうがないかもしれない。
しかし，
それでも，
これらアプリケーションの体たらくはどうしたことだ。
</p><p>
たとえば Apple 謹製の iBook は ePub 形式のブックリーダでもあるが，
はっきりいって Firefox に <a href="https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/45281/">EPUBReader</a> を入れて読んだ方が100倍もマシだ。
</p><p>
たとえば <a href="http://www.ajidev.com/iannotate/">iAnnotate</a> PDF というアプリケーションがある。
名前の通り，
ドキュメントに注釈を入れたりアンダーラインやマーカーで印をつけたりなどできる。
紙の本ですら余白に書き込みができるのに，
それすらできない電子書籍アプリケーションのなにが面白いというのだろう。
</p><p>
ネットなどで見る電子書籍の言説は流通についてしか語っていない。
確かに流通の観点から見れば電子書籍は破壊的イノベーションなのであろう。
でも読者・利用者にとっては流通がどうたらなんてどうでもいいことなのである。
利用者にとって電子書籍に期待することは「本の読み方」が変わることだ。
「本」をシミュレートするだけで，
しかも「本」以下の機能しかない電子書籍アプリケーションなど「お呼びでない」のだ。
（そんなアプリケーションなら従来どおり紙の本を買うほうがマシである）
</p><p>
名和小太郎さんの
<a href="http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/53/3/53_131/_article/-char/ja">「グーグル・ブック・サーチ，あるいはバベルの図書館 新しいぶどう酒は新しい革袋に」</a>
という論文に以下のような一節がある。
</p><blockquote>
「だが，21世紀初頭における理解は異なる。
著作者も著作物もすでに希少な存在ではない。
なぜならば，安価で使い勝手のよい著作物の生成機器が普及し，万人が著作物を生産するようになったためである。
もはや孤高の著作者はいない。
いるのは膨大な書き手――プロシューマとしての――である。
希少なのは，むしろ読み手である。」
</blockquote><blockquote>
「第三に，消費のモードであるが，アクセスの方法がリニアからランダムになり，その単位はここでもバルクから断片へとなった。
これにより，古い著作物のもっていた「序文＋本文＋結論」，あるいは「本文＋注釈」，あるいは「先行業績＋自分の寄与」といった構造は失われるだろう。」
</blockquote><p>
私たちはもはやバルク（パッケージ）で作品を消費しない。
それは断片に切り刻まれ，
人を介して新たな結合を生み出す。
電子書籍アプリケーションはそうした新しい「本の読み方」に対応するよう設計されるべきだ。
</p><p>
<a href="http://techon.nikkeibp.co.jp/NE/">『日経エレクトロニクス』</a>
6-14号によれば携帯電話は「ソーシャル化」が進み，
これまでの電話機としての機能よりもソーシャル・サービスを全面的に押し出すような設計に変わってきているらしい。
もう世の中はそういう時代に入ってきているのである。
その中で電子書籍だけが時代に取り残されているイメージを受ける。
そんなんでいいのか。
そんなものをこれからも電子書籍と言い張るつもりなのか。
</p><p>
ところで『電子書籍の衝撃』はまだ読んでいない。
iPhone 版はあるらしいが iPad 版はないのだろうか。
あるなら買うのに。
</p>]]><![CDATA[<p>
（追記 6/20）
</p><p>
ってな事を書いたそばから
</p><ul>
<li><a href="http://www.dotbook.jp/magazine-k/2010/06/20/read_sharing_on_kindle/">キンドルで読書体験の共有が可能に</a></li>
</ul><p>
という記事が出た。
やっぱ Amazon は凄いよ。
まぁプライバシーの問題とか色々考えることはあるんだけどね。
</p>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000487.shtml">
  <title>iPad は「窮屈な箱」か</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000487.shtml</link>
  <description>iPad 買いました。</description>
  <dc:subject>Remark</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-06-05T23:54:53+09:00</dc:date>
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  <content:encoded><![CDATA[<div style="clear:both;">
<div style="float:right;margin:0.5em;padding:0.5em;">
<a href="http://www.flickr.com/photos/spiegel/4648533643/" title="iPad by Spiegel, on Flickr"><img src="http://farm5.static.flickr.com/4030/4648533643_ae6d55f196_m.jpg" width="240" height="180" alt="iPad" /></a>
</div><p>
iPad 買いました。
</p><p>
一応、
前提条件を述べておくと，
Apple 製品を買うのはこれが初めて。
Mac も iPod も iPhone も持っていない。
私はどうしてもソフトバンクが嫌いだったので，
3G 版は買わずに Wi-Fi 版を選択。
それも Apple Store でオンラインで注文した。
学生時代にドラクエを並んで買ったことはあるけど，
この歳でオモチャを並んで買うなんて阿呆な真似はもう無理。
</p></div>
<p>
目的は「リビングパソコン」の代替え手段。
私は既に <a href="http://www.chumby.jp/">chumby</a> を持っていてそれなりに重宝しているのだが，
そんなに色々できるわけではないしサイズもちみっちゃいので，
もうちょっと遊べるものが欲しかった。
言い方を変えるなら <a href="http://www.chumby.jp/">chumby</a> でできるような機能は iPad には求めていない。
目覚まし時計とかインターネットラジオとか，
天気予報や気象レーダーを表示したり Google ニュースを表示したり Flickr 上の写真をスライドショウで見せたり... とか。
あと仕事で使うことも考えていない。
用途を限定すれば使える局面もあるのかもしれないが，
私は一応ソフトウェアエンジニアだし，
iPad のような機能的に制限の多い機器で仕事ができるとは端から期待していない。
</p><p>
というわけで，
以下使ってみた感想をいくつか書いてみる。
上述のような前提があるので，
かなり偏見に満ち満ちた内容になるかもしれないが，
あしからずご容赦の程を。
</p><p>
まず筐体。
これは文句なくすばらしい。
ディスプレイのサイズも小さ過ぎず大き過ぎず。
薄いし。
あとね，
どこ触っても熱くないの。
iPad の熱設計ってどうなってるの？ それともそもそも熱を出さない部品なのかしら。
あえて注文をつけるならもう少し軽かったらうれしかった。
iPad 上で文章を読んでいるとやっぱりちょっと疲れるのよ。
まぁ別売りの Dock は買ってあるので，
それを読書台代わりに立てかけて使う手もあるんだけど。
そうそう，
あの Dock って縦向きにしか立てかけられないのよね。
横向きにもできればうれしかったのに。
まぁいいんだけど。
</p><p>
内臓アプリケーションではカレンダーがなかなかよい。
何がよいって <a href="http://www.coldsleep.jp/2010/05/28/ipad_calendar/">Google カレンダーと同期できる</a>のがすばらしい。
時間になったらちゃんとアラームがポップアップされるし。
</p><p>
iPod には以前 iTunes にぶち込んだ百数十枚の CD を全部同期させた。
6GB 近くあったかな。
iPad は 32GB バージョンを買ったんだけど，
ケチらず 64GB にすればよかったとちょっと後悔した。
</p><p>
Safari はイマイチ。
Windows 版の Safari は使ったことないんだけど，
同じような感じなのかな。
だとしたらしょぼすぎる。
特にブックマークレットの登録の仕方が分からなくて往生した。
つか，
手で入れさせるなよ。
本当に <a href="http://jp.techcrunch.com/archives/20100604google-chrome-ipad/">iPad 用の Google Chrome</a> があればいいのに。
</p><p>
私が不器用だからなのかもしれないが，
iPad で範囲を選択するのって難しくない？ もうちょっと易しくならないかなぁ。
Tumblr で Quote するのがやりにくいのよ。
私の場合，
Tumblr をスクラップブック代わりに利用しているところがあるので，
Quote がやりにくいのはいただけない。
</p><p>
インストールしたアプリケーションの中で個人的によかったなと思うものを挙げてみる。
</p><dl>
<dt>★★★</dt>
<dd>
<a href="http://vitotechnology.com/star-walk.html">Star Walk</a>：
iPad をかざした方向の星が見える。 GPS （Wi-Fi 機には GPS 入ってないけど），デジタルコンパス，加速度センサを駆使した究極の星座早見盤。
<br />
<a href="http://www.dataviz.com/products/documentstogo/">Documents To Go</a>：
オフィススイート・ソフトウェア。 Premium 版ではクラウド上のドキュメントと同期できる。私の場合は <a href="https://www.sugarsync.com/">SugarSync</a> と <a href="http://docs.google.com/">Google Docs</a> を同期して使っている。
（参照：<a href="http://wiredvision.jp/news/201006/2010060319.html">iPadでOfficeが使える『Documents To Go』</a>）
</dd>
<dt>★★</dt>
<dd>
<a href="http://ipn.sakura.ne.jp/ibunkohd/index.html">i文庫HD</a>：
iPad で青空文庫が読める。<a href="http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hayabusa/fun/adv/index.shtml">『はやぶさ君の冒険日誌』</a>も。
<br />
<a href="http://www.evernote.com/">Evernote</a>：
いつでもどこでもメモを残せる。便利。
<br />
<a href="http://itunes.apple.com/us/app/cloudreaders-pdf-cbz-cbr/id363484920?mt=8">CloudReaders</a>：
PDF 文書を読むときにはこっちのほうが扱いやすい。左右にページをめくる感じがよい。
<br />
<a href="http://itunes.apple.com/jp/app/id284350526?mt=8">ウィズダム英和・和英辞典</a>：
辞書は必要。
<br />
<a href="http://itunes.apple.com/jp/app/id297431331?mt=8">デジタル大辞泉</a>：
辞書は必要。
<br />
<a href="http://apps.studiohitori.com/twitrocker">TwitRocker</a>：
Twitter クライアント。有料版買っちゃった。
</dd>
<dt>★</dt>
<dd>
<a href="http://www.shapeservices.com/en/products/details.php?product=im&platform=iphone">IM+</a>：
Google Talk など。でもよく考えたらあまり使わなかったり。
<br />
<a href="https://www.sugarsync.com/">SugarSync</a>：
ストレージサービス。 2GB までは無料。ただ， iPad 上でアプリケーション単体を使うことは少ないかな。
</dd>
</dl><p>
逆に最悪にダメダメだったのは「ビューン」。
</p><ul>
<li><a href="http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100531_371184.html">ソフトバンク，iPad向けに定額制コンテンツ配信～月額450円で31誌が見放題</a></li>
</ul><p>
というので早速試してみたのだが，
サービス開始早々にダウンし，
現在もサービス停止中らしい。
思うのだが，
「○○新聞を読む」という行為は単なるブランドの消費に過ぎないよね。
リテラシーとか関係ない。
Google news 登場以降においては，
そのようなブランド消費は（少なくともネット上では）崩壊している。
つまり，
まず記事があって，
その記事に付属するさまざまなプロパティ（記者名とか記事のカテゴリとか）の中のひとつに出版社や新聞・雑誌名があるに過ぎない。
現時点の「ビューン」は単にコンビニの雑誌棚を再現しているだけ。
せっかく31誌も集めてるのに検索窓のひとつもついてないようなサービスがあるかよ！ と思ってしまう。
サービス再開後はぜひとも改善していただきたい。
そうでなけりゃ無料期間中に削除だ。
</p><p>
総じて iPad のソフトウェア設計は古臭い感じがする。
10年前に H/PC で遊んでたころの延長線上に iPad があるように見える。
iTunes がないとアクティベーションすらできないってのが iPad の古臭さを象徴している。
いまどきの端末なら母艦はクラウドであるべきだろう。
今の iPad はそれ自体が箱で，
中にいろんな箱が窮屈に詰め込まれていて，
その箱の中の景色を覗き込んで楽しんでるだけのように見える。
</p><p>
でもそれは，
これから出てくるアプリケーション次第かもしれない。
<a href="http://www.dataviz.com/products/documentstogo/">Documents To Go</a> のような，
「箱」ではなく「（広大なクラウドを覗く）窓」たるアプリケーションも登場してくるだろう
（Apple が横槍を入れなければ，であるが）。
そういった意味では
（かつて iPhone がスマートフォンのシーンを変えたように）
iPad はネット端末のシーンを変えるきっかけとなる製品であるとはいえる。
</p><p>
まぁ，
本格的なクラウド端末が登場するまではせいぜい iPad で楽しく遊ぶことにしよう。
</p><p>
参考：
</p><ul>
<li><a href="http://agora-web.jp/archives/1027399.html">Apple iTunesのクラウド化は iPhone を完璧にする</a></li>
</ul>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000486.shtml">
  <title>いまさら『CONTENT&apos;S FUTURE』</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000486.shtml</link>
  <description>ずうっとバーチャル積読状態だったが，
今更ながら『CONTENT&apos;S FUTURE』を買って読んだ。</description>
  <dc:subject>Book</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-05-16T02:12:59+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
ずうっとバーチャル積読状態だったが，
今更ながら『CONTENT'S FUTURE』を買って読んだ。
なんで今頃かというと，
<a href="http://blog.livedoor.jp/nob_kodera/archives/2650028.html">「電子書籍は一体誰が恐れているのか 2」</a>に
</p><blockquote>
「例えば僕と津田大介氏と共著で出した「Contents Future」は、
もう3年前の本である。
すでに今はいろいろ事情も変わってきているし、
我々もこの3年でいろんなキーマンと知り合いになったので、
同じ手法で「Contents Future 2」をやったらどうか、
と相談がまとまって、
出版社に話を持って行った。
<br />
今をときめく津田大介の本ということもあって、
編集者はもちろん乗り気だったが、
営業からNOと言ってきたのでこの話は「なし」になった。
津田大介のあまりの遅筆に恐れをなしたのだろうか。
それはないよとは僕も自信を持って言い切れないとことがあるが、
主な理由は最初の「Contents Future」が初版で終わっているからである。」
</blockquote><p>
と書かれているのを見てビビったからだ。
いや，
買う前に絶版になったら困るじゃない。
</p><p>
そういや，
もう3年も前の本なんだよねぇ。
とりあえずザっと流し読みしたが，
古い印象は否めない。
</p><p>
当時「Web 2.0」はまだ古語ではなかった。
YouTube は今では
<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/25/news093.html">「音楽を楽しむために使うサービス1位はYouTube　テレビ上回る」</a>
などと報道されてる。
<a href="http://www.youtube.com/user/NHKonline">NHK のチャネル</a>だってある。
嫌われ者だったあの頃はどこ行った（笑） 著作権法については，
ダウンロード違法化なんて馬鹿なものが通っちゃったし，
フェアユースの議論もなんだかなぁだし，
DRM や補償金の話なんかは完全にアレな感じになっちゃってる。
そういや電子書籍だって当時はまだ現実的な話ではなかった。
かつてのブログブームもすっかり Twitter や Tumblr に置き換わった感がある。
なにより今は「リーマンショック」以後なのだ。
</p><p>
そういう意味では「CONTENT'S FUTURE 2」なるものをぜひ読んでみたい気がする。
だめなのかなぁ。
<a href="http://www003.upp.so-net.ne.jp/ryo1t/niwatori.htm">「火浦功なんていないんです！」</a>
みたいに実は津田大介なる人物は存在しないとか（笑）
</p><p>
私の感覚では，
もうネット上を流通しているのはコンテンツ未満のガジェットのように見える。
Twitter の Tweet も Tumblr のエントリも，
ひとつひとつを見てもコンテンツの体をなしていない。
Timeline や Dashboard を通して見ることによって複数の Tweets やエントリの束がコンテンツっぽく見えることはあるが。
それは一種のジャンクアートのようなものかもしれない。
ジャンクなのかアートなのかは見る人によって違うだろうけど。
でもそこがネットで今一番面白い部分で，
これまた著作権法的には微妙な話だったりする。
</p><p>
ってな事を考えながら読んだとき，
読んでて一番面白かったのは松岡正剛さんの「セルフエディティングの必要性」だったり。
</p><p>
あと，
アーカイブの話が色々出てきたが，
個人的には TV のアーカイブなんてもうどうでもいいんじゃないかって気になっている。
いつか著作権の期限が切れたときに生き残っているコンテンツがあれば青空文庫みたいに拾ってくれる人がいるかも知れないし，
それで充分なんじゃないかと。
まぁ期限を延長すればそれすら叶わぬこととなるんだけど。
</p><p>
ところで私事でナニなんだが，
iPad を注文した。
他所の家庭は知らないが，
うちでは iPad に置き換わるものはパソコンではなくて TV だという予感がある。
（『CONTENT'S FUTURE』にも似たような例が紹介されていたが）
ずいぶん前から TV の音声は消している。
今や私にとって TV は Signage の一種でしかない。
iPad はきっとそれよりはましな体験を与えてくれるだろうと少し期待している。
それが私にとってのコンテンツの（ごく）近未来だ。
</p>]]><![CDATA[<div class="hreview" ><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798114014/baldandersinf-22/"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51O70nLsB6L._SL160_.jpg" alt="photo" class="photo"  /></a><dl ><dt class="fn"><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798114014/baldandersinf-22/">CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)</a></dt><dd>翔泳社 2007-08-02</dd><dd>評価<abbr class="rating" title="4"><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-0.gif" alt="" /></abbr> </dd></dl><p class="similar"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798107034/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4798107034.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="だれが「音楽」を殺すのか? (NT2X)"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862481531/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4862481531.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="メディア進化社会 (Yosensha Paperbacks 28)"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896918991/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4896918991.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/400430945X/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/400430945X.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="Jポップとは何か―巨大化する音楽産業 (岩波新書)"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798110035/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4798110035.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="デジタル音楽の行方"  /></a> </p><p class="gtools" >by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a> ,  <abbr class="dtreviewed" title="2010/05/16">2010/05/16</abbr></p></div>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000485.shtml">
  <title>MTOS 5.02 アップデート</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000485.shtml</link>
  <description>（MTOS を含む）Movable Type が 5.02 になったので，
こちらもアップデート。</description>
  <dc:subject>Security</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-05-12T19:21:36+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
（MTOS を含む）Movable Type が 5.02 になったので，
こちらもアップデート。
</p><ul>
<li><a href="http://www.movabletype.jp/blog/movable_type_502.html">セキュリティアップデート Movable Type 5.02 の提供を開始</a></li>
</ul><p>
今回も XSS 脆弱性によるもの。
なかなかなくならないねぇ。
</p>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000484.shtml">
  <title>MySQL をアップグレード</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000484.shtml</link>
  <description>MySQL を 5.1 にアップグレードすることにした。</description>
  <dc:subject>Remark</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-04-12T01:14:38+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
ここは「さくらインターネット」のレンタルサーバを利用している。
ずいぶん前に「MySQL の 5.1 が使えるようになったよ」と連絡があったのだが，
面倒なので放っていた。
でも「いつまでも 4.0 はまずいかなぁ」ちうことで今回アップグレードすることにした。
</p><p>
といってもやることは
</p><ol>
<li>データベースのバックアップ</li>
<li>データベースの削除</li>
<li>バージョンの切り替え（レンタルサーバのコントロールパネルでできる）</li>
<li>バックアップのリストア</li>
</ol><p>
とまぁ，
ごくノーマル。
なのだが，
やっぱりバックアップ／リストアではまってしまった。
どうもログ（mt_log）テーブルのカラムのサイズが（Movable Type のバージョンアップで）変わったのかどうか知らないけど，
 SQL 文が壊れるみたいで，
リストアしようとしてもエラーが出まくって大変だったのよ。
そもそも mysqldump でバックアップをとろうとしてもエラーになるのでおかしいとは思ってたんだ。
結局 phpMyAdmin を使ってなんとかバックアップ／リストアできた。
（データ量が少なかったのが幸いしたか）
</p><p>
ついでに <a href="http://wb.mysql.com/">MySQL Workbench</a> でデータベースに接続できるようにしてみた。
さくらインターネットのデータベースは外部からは接続できないが，
レンタルサーバのホスト経由では接続できるようになっている（まぁ当たり前だけど）。
そこで「Standard TCP/IP over SSH」を使い，
ssh 経由で接続を試みたところあっさりつながった。
よーし，
うむうむ，
よーし。
（なお <a href="http://wb.mysql.com/">MySQL Workbench</a> は開発版の 5.2 を使う必要がある）
</p><p>
容量も10GBになったし，
今の仕事が少し楽になったらいろいろ試してみようかな。
とりあえず git でサイトを管理できるようにしてみたいのだが，
いまいちまだよく分かっていない。
</p><p>
参考にした記事：
</p><ul>
<li><a href="http://support.sakura.ad.jp/support/manual/rs/db_kanri.html">データベースと管理ツール ： データベースのバージョンを変更する</a></li>
<li><a href="http://faq.sakura.ad.jp/faq/1032/app/servlet/qadoc?001341">[001341]データベース（MySQL）のバージョンを変更するにはどうすればいいですか？</a></li>
<li><a href="http://y2web.net/blog/inet/web/mysql4_to_mysql5-1039/">MySQL 4 → MySQL 5 へのアップデート</a></li>
<li><a href="http://faq.sakuratan.com/wiki/wiki.cgi?MySQL">MySQL < Wiki | さくらのレンタルサーバ非公式FAQ</a></li>
<li><a href="http://www.web-20.net/2007/07/mysql.html">さくらインターネットでmysqlの自動バックアップ</a></li>
</ul>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000483.shtml">
  <title>ディズニーランド型統制と Ethic なき Engineering</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000483.shtml</link>
  <description>やっと噂の記事が見れた。</description>
  <dc:subject>Code</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-04-10T22:59:19+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
やっと噂の記事が見れた。
</p><ul>
<li><a href="http://sho.tdiary.net/20100409.html#p01">iPhoneを捨ててAndroidにするよ</a></li>
</ul><p>
私はエンジニアの立場から，
この記事に賛同を表明しておく。
しかし，
このような意見が出るのはエンジニアの立場からのみであろう点も指摘しておく。
</p><p>
件の記事は，
Tumblr からは断片的に「聞いて」いたけど，
何故かページになかなかアクセスできないでいたので何が書かれているのかはっきり分からなかった。
ようやくアクセスできたけど，
感情的な部分はスルーしても，
内容そのものはそれほどおかしなことはかかれていないように思う。
</p><p>
Apple が提供しているのは
「<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000401.shtml">ディズニーランド型統制</a>」
であって「1984」を実装しようというわけではない。
でもそれでもそれは決して「自由」などではないのだ。
Apple がソフトウェア・エンジニアに対してやろうとしていることは「古き良き」1980年代の「再放送」だ。
1980年代から1990年代のソフトウェアの状況を乗り越えて今があることを知っているエンジニアたちはきっと，
Apple のやり方に耐えられないほどの嫌悪感を抱くはずである。
私もそれゆえに（iPhone 等がすばらしい体験を与えてくれるという礼賛記事を見ても）いまだに購入に踏み切れていない。
</p><p>
この件について Tumblr で書きなぐったことをここでも記しておく。
</p><p>
Apple が目指しているのは
「<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000401.shtml">ディズニーランド型統制</a>」
であり，
そのためには環境（＝アーキテクチャ）を完全にコントロールする必要がある。
そして完全にコントロールするためには，
コントロールできないものを排除していくしかない。
これは，
包摂と排除をめぐる闘争なんだよ。
</p><p>
ディズニーランドがキラキラした夢のセカイを提供してくれるように，
Apple 製品も夢のような体験をもたらしてくれるだろう。
そしてサービスベンダもそのセカイにこぞって参画するかもしれない。
でも Apple 製品に包摂されるそれら実装は Ethic なき Engineering である。
もっとも Web 2.0 と呼ばれるようになって以降，
「Ethic なき Engineering」などそこらじゅうに溢れているけど。
</p><p>
私？ 私は職業プログラマで「流しのプログラマ」ですから。
金になるならなんだってやりますよ。
どぞ，
よろしく。
</p>]]><![CDATA[<div class="hreview" ><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/037575878X/baldandersinf-22/"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/519GxDBp2%2BL._SL160_.jpg" alt="photo" class="photo"  /></a><dl ><dt class="fn"><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/037575878X/baldandersinf-22/">The Hacker Ethic</a></dt><dd>Linus Torvalds </dd><dd>Random House Trade Paperbacks 2002-02-12</dd><dd>評価<abbr class="rating" title="4"><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-0.gif" alt="" /></abbr> </dd></dl><p class="similar"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0066620732/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/0066620732.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="Just for Fun: The Story of an Accidental Revolutionary"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274064069/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4274064069.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="UNIXという考え方―その設計思想と哲学"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756142818/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4756142818.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="フリーソフトウェアと自由な社会 ―Richard M. Stallmanエッセイ集"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487593100X/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/487593100X.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="ハッカーズ"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4314009071/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4314009071.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="暗号化 プライバシーを救った反乱者たち"  /></a> </p><p class="gtools" >by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a> ,  <abbr class="dtreviewed" title="2010/04/10">2010/04/10</abbr></p></div>
<div class="hreview" ><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309242456/baldandersinf-22/"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51KXSMMSTFL._SL160_.jpg" alt="photo" class="photo"  /></a><dl ><dt class="fn"><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309242456/baldandersinf-22/">リナックスの革命 ― ハッカー倫理とネット社会の精神</a></dt><dd>安原 和見 </dd><dd>河出書房新社 2001-05-26</dd><dd>評価<abbr class="rating" title="4"><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-0.gif" alt="" /></abbr> </dd></dl><p class="similar"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0066620732/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/0066620732.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="Just for Fun: The Story of an Accidental Revolutionary"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4274064069/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4274064069.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="UNIXという考え方―その設計思想と哲学"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756142818/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4756142818.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="フリーソフトウェアと自由な社会 ―Richard M. Stallmanエッセイ集"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487593100X/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/487593100X.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="ハッカーズ"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4314009071/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4314009071.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="暗号化 プライバシーを救った反乱者たち"  /></a> </p><p class="gtools" >by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a> ,  <abbr class="dtreviewed" title="2010/04/10">2010/04/10</abbr></p></div>
<p>
（4/12 追記）
</p><p>
Twitter で
<a href="http://www.freedom-to-tinker.com/blog/felten/ipad-disneyland-computers">“iPad: The Disneyland of Computers”</a>
という記事を<a href="http://twitter.com/shinjiyamane/statuses/11997989662">教えていただいた</a>。
必見である。
</p>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000482.shtml">
  <title>2010年版 運用鍵</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000482.shtml</link>
  <description>2010年版の OpenPGP 公開鍵を生成。</description>
  <dc:subject>Remark</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-03-20T19:55:00+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
2010年版の OpenPGP 公開鍵を生成。
</p><ul>
<li><a href="http://www.baldanders.info/spiegel/pubkeys/">Spiegel の OpenPGP 公開鍵リスト</a></li>
</ul><p>
<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000375.shtml">2008年版から</a> ElGamal/DSA 鍵にした。
DSA の鍵長は 2048 ビットにしている。
最近の GnuPG は --enable-dsa2 オプションをつけなくても
DSA の鍵長を 1024 から 3072 まで選べるようだ。
</p><p>
他は変更なし。
ルート鍵をいつまでこのままにしておくかなのだが，
もうしばらく思案する。
</p>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000481.shtml">
  <title>PHP は制御に向かない？</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000481.shtml</link>
  <description>PHP でどハマりしてしまったので，
覚え書きとして残しておく。</description>
  <dc:subject>Programming</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-03-20T12:48:06+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
PHP でどハマりしてしまったので，
覚え書きとして残しておく。
</p><p>
以前<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000478.shtml">「PHP を CGI モードで動かす」</a>というのをやったのだが，
そもそもこれをやりたかったのはマルチプロセスで非同期制御をやりたかったからだ。
しかし実際にやってみるとどうもうまくいかない。
最初はこんな感じで普通に pcntl_fork を使っていたのだが，
</p><blockquote>
<pre><code>$pid = pcntl_fork();
if ($pid == -1) { //fork 失敗
    return -1;
}
else if ($pid) { //親プロセス
    return 0;
}
else {
    // 子プロセス
    //非同期制御の呼び出し
    asynchronousControl();
    exit(0);
}</code></pre>
</blockquote><p>
Web 上でこれを動かすと，
どうも子プロセスが終わるまでサーバサイドから制御が返ってこない感じである。
んで，
いろいろ調べたら，
子プロセスでは標準出力を閉じないとだめらしい。
確かに Perl では <code>close( STDOUT );</code> とかやるので，
同じ類の話かと思い以下のように直してみた。
</p><blockquote>
<pre><code>$pid = pcntl_fork();
if ($pid == -1) { //fork 失敗
    return -1;
}
else if ($pid) { //親プロセス
    return 0;
}
else {
    // 子プロセス
    //標準出力をクローズ
    fclose(STDIN);
    fclose(STDOUT);
    fclose(STDERR);
    //非同期制御の呼び出し
    asynchronousControl();
    exit(0);
}</code></pre>
</blockquote><p>
が，
結果は同じ。
更にネットを漁ってみると既にバグとして上がってるようである。
</p><ul>
<li><a href="http://bugs.php.net/27865">PHP :: Bug #27865 :: CLI PHP: STDIN/OUT/ERR are not the good fd's</a></li>
<li><a href="http://bugs.php.net/32107">PHP :: Bug #32107 :: fclose (STDIN|STDOUT|STDERR) not working</a></li>
</ul><p>
このバグ報告が2005年の話でステータスはいまだに「No Feedback」である。
で，
こちらで条件を変えていろいろ試してみたが，
どうしてもうまくいかない。
要するに子プロセスを非同期で動かすためには標準出力を閉じる必要があるが PHP では閉じる方法がないのである。
</p><p>
ダメぢゃ～ん！！！
</p><p>
で，
しょうがないのでアプローチを変えることにした。
fork がダメなら exec で別プロセスを起動するしかない。
しかし，
これも結構曲者で，
普通に起動したのではダメらしい。
exec や system のマニュアルにはこのように書かれている。
</p><blockquote>
「プログラムがこの関数で始まる場合、バックグラウンドで処理を続けさせるには、プログラムの出力をファイルや別の出力ストリームにリダイレクトする必要があります。そうしないと、プログラムが実行を終えるまで PHP はハングしてしまいます。」
（via <a href="http://php.net/manual/ja/function.exec.php">PHP: exec - Manual</a>）
</blockquote><p>
なんじゃそら！ つまり，
以下のように標準出力をリダイレクトしバックグラウンドで呼び出す必要がある。
</p><blockquote>
<pre><code>exec("/usr/bin/php ./child_script.php &gt; /dev/null 2&gt;&1 &");</code></pre>
</blockquote><p>
参考：
</p><ul>
<li><a href="http://www.welldonesoft.com/technology/articles/php/forking/">"Forking" a Process and Sending it to Background ? in PHP</a></li>
</ul><p>
ここまで分かるのに，
半日も無駄な時間を潰してしまったよ。
思うのだが，
PHP って制御に向かない（できないわけではない）んじゃないのかなぁ。
無理に PHP で実装するメリットが見えない。
そりゃ UI 周りは楽かもしれないけどさ。
いや，
もう，
今更だけど。
</p>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000480.shtml">
  <title>Windows 7 インストール作業メモ</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000480.shtml</link>
  <description>新しいおもちゃが届いた。</description>
  <dc:subject>Remark</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-03-20T11:41:06+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
少し前だが，
新しいおもちゃが届いた。
Windows 7 である。
というわけで，
長かった W2K 生活に別れを告げ Windows 7 に移行することにした。
</p><p>
よく考えたら Windows 2000 を10年使ってたことになるんだよなぁ。
同じバージョンの OS を10年使い続けるなんて MS-DOS 時代にもなかったことだよ。
はっきり言って Windows 2000 は MS にしては名作だったと思う。
とはいえ，
時代の流れはどうしようもない。
世の中に登場する Window アプリケーションは，
多くが W2K 非対応になってるし，
なにより MS が今年の7月でサポートを打ち切るってんだから。
</p><p>
さて，
昨年 <a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000443.shtml">RC 版で動作することは確認</a>していたので，
Windows 7 のインストール自体は特に問題なし。
っていうか，
スムーズに行き過ぎて怖いくらい。
</p><p>
以前のデータの移行も問題なし。
問題はアプリケーションだな。
入れなおさなくちゃならないし。
ちうわけで，
今回はインストールしたアプリケーションを列挙していく。
</p><p>
最初は，なにはともあれ Firefox。
ちなみに以前のブックマークは HTML ファイルにエクスポートしてとっておく。
長く使ってると今はもう見ないようなサイトも結構あって，
そのまま新環境にインポートする気にはならないが，
ブックマークとしてはとっておきたい気持ちもあるので。
</p><ul>
<li><a href="http://mozilla.jp/firefox/">Firefox</a>
    <ul>
    <li><a href="http://www.siteadvisor.com/">McAfee SiteAdvisor</a></li>
    <li><a href="https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/9727">RequestPolicy</a></li>
    <li><a href="https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/4420">Configuration Mania</a></li>
    <li><a href="https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/11198">SQLite Optimizer</a></li>
    <li><a href="https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/394">Dafizilla ViewSourceWith</a></li>
    </ul></li>
</ul><p>
拡張機能やアドオンはあまり入れない主義なので，
まぁこんなもん。
あっ，
あと Flash Player は入れたか。
これがねぇ... って後で話す。
そうそう，
Firefox 3.6 には
<a href="http://support.mozilla.com/ja/kb/Nov%C3%A9%20panely%20se%20neobjevuj%C3%AD%20napravo%20od%20posledn%C3%ADho%20panelu">「タブが最後のタブの右側に表示されない」</a>
問題があるので対処する。
具体的には about:config を開き，
browser.tabs.insertRelatedAfterCurrent を false にすればよい。
</p><p>
次はウイルス対策。
これは <a href="http://www.avg.co.jp/free/">AVG の Free Edition</a> を入れた。
個人用のパソコンだしね。
これで十分。
</p><p>
その次に入れたのが <a href="http://www.evernote.com/">Evernote</a> の Windows クライアント。
いや，
Windows 7 移行の直接のトリガになったのがこれだったのよ
（もちろん移行自体は昨年から検討はしてたんだけどね）。
この Windows クライアントが W2K にインストールできないってのは大きかった。
ちなみにインストール作業のメモはすべて Evernote でとっている。
大昔はこういうのは作業ノートを作って手書きでせっせとメモしてたものだが，
時代は変わるものである。
Evernote についてはいずれ別の記事で。
</p><p>
それから GnuPG。
鍵束等のデータは以前の環境からそのままコピってくればいいので問題なし。
</p><ul>
<li><a href="http://www.gnupg.org/">The GNU Privacy Guard</a>
    <ul>
    <li><a href="http://sites.inka.de/tesla/gpgrelay.html">GPGrelay</a></li>
    <li><a href="http://gpgee.excelcia.org/">GPGee</a></li>
    </ul></li>
</ul><p>
GPGrelay には日本語モジュールがあるのだが，
現在は公開サイトがなくなってしまったので，
<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/archive/gpgrelay-ja/">暫定的に私のところに置いている</a>。
GPGrelay の本来の機能は使っていないのだが，
鍵管理の機能が便利すぎるので重宝している。
そういや，
2010年の年度鍵を作らなくちゃ。
</p><p>
次が Thunderbird だな。
</p><ul>
<li><a href="http://portableapps.com/apps/internet/thunderbird_portable">Mozilla Thunderbird, Portable Edition</a>
    <ul>
    <li><a href="https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/2313">Lightning</a></li>
    <li><a href="https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/4631">Provider for Google Calendar</a></li>
    <li><a href="https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/71">Enigmail</a></li>
    </ul></li>
</ul><p>
とはいえ，
Portable Edition の場合はフォルダを丸ごとコピってくれば OK なのでほとんど手間はない。
あぁ Portable Edition にしておいてよかった。
</p><p>
のこりは，
こまごましたツールを一挙にインストール。
</p><ul>
<li><a href="http://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html">秀丸エディタ</a></li>
<li><a href="http://java.sun.com/javase/downloads/widget/jdk6.jsp">Java SE JDK</a></li>
<li><a href="http://sites.google.com/site/peraperaprv/ja">P3:PeraPeraPrv</a> （抽出設定の移行に往生した）</li>
<li><a href="http://www.vuze.com/">Vuze</a></li>
<li><a href="http://www.witha.jp/BlogWrite/">BlogWrite</a></li>
<li><a href="http://psi-im.org/">Psi</a></li>
<li><a href="http://boinc.berkeley.edu/">BOINC</a> （データはコピればそのまま使える）</li>
<li><a href="http://www.johnsadventures.com/software/backgroundswitcher/">John’s Background Switcher</a></li>
<li><a href="http://www003.upp.so-net.ne.jp/motosoft/index-jp.html">Emi Clock</a> （動くとは思わなかったぜ）</li>
<li><a href="http://ja.openoffice.org/">OpenOffice.org</a></li>
</ul><p>
ところで，
Flash Player とか Vuze とか入れようとすると，
いっしょに McAfee や Norton のセキュリティツールを入れようとしやがるのは何とかならんのだろうか。
こういうのは昔は Adware と呼ばれ毛嫌いされていたものだが。
セキュリティ対策企業自らそゆことをやるとはたいした度胸である。
セキュリティ対策と称した malware を入れようとする詐欺手口がたびたび問題になっているが，
セキュリティ対策企業自身がそれとほとんど同じ手口で自分のところの製品を入れさせようとしてるんだからなぁ。
困ったもんである。
</p><p>
ちなみに OpenOffice.org は <a href="http://distribution.openoffice.org/p2p/">BitTorrent でも配信</a>しているので，
Vuze でさくっとゲットした。
他にも<a href="http://hclippr.com/files-jp.html">「hClippr ファイル頒布サービス」</a>で IPA フォントなどを P2P 配信しているので，
ぜひご利用を。
ちなみに私は，
Firefox の日本語フォントを <a href="http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/index.html">IPAex フォント</a>に切り替えた。
書体は好みが分かれるので一概には薦められないが，
日本語文字は固定幅に，
英数文字は変動幅（プロポーショナル）にという設計は正しいと思う。
こういうのを待っていた。
</p><p>
あとは開発環境とかおいおい入れていこうかと思っているが，
ちょっと個人的に忙しくかまってやる暇がないので，
とりあえずここまで。
</p>]]><![CDATA[<div class="hreview" ><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002NH4M3E/baldandersinf-22/"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41oOsM9e1dL._SL160_.jpg" alt="photo" class="photo"  /></a><dl ><dt class="fn"><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002NH4M3E/baldandersinf-22/">Windows 7 Professional</a></dt><dd>マイクロソフト 2009-10-22</dd><dd>評価<abbr class="rating" title="4"><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-0.gif" alt="" /></abbr> </dd></dl><p class="similar"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002TK93ZW/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B002TK93ZW.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="VMware Fusion 3"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002VGV8WK/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B002VGV8WK.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="Parallels Desktop 5.0 For Mac (Amazon.co.jp購入者対象:その場で500円割引き)"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002NH4M48/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B002NH4M48.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="Windows 7 Professional アップグレード"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002IJA1EG/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B002IJA1EG.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="Intel Boxed SSD 80GB SATA 2.5 SSDSA2MH080G2R5"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002VGV8WU/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B002VGV8WU.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="Parallels Desktop 5.0 For Mac 特別優待版 (Amazon.co.jp購入者対象:その場で500円割引き)"  /></a> </p><p class="gtools" >by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a> ,  <abbr class="dtreviewed" title="2010/03/20">2010/03/20</abbr></p></div>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000479.shtml">
  <title>プログラミングとパズル</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000479.shtml</link>
  <description>昔は「プログラミングは数理パズル」だと思っていた。</description>
  <dc:subject>Remark</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-03-08T00:49:24+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
昔は「プログラミングは数理パズル」だと思っていた。
今は「プログラミングはクロスワードパズル」だと思っている。
</p><p>
私は数理パズルが好きだ。
数理パズルの面白さは「与えられたルールのみで解くことができる」点にある。
一方，
クロスワードパズルのようなタイプは「与えられたルールのみで解く」ことは絶対にできない。
クロスワードパズルを解くためには出題者と回答者の間で暗黙の知識「語彙」を共有していなければならない。
私のような語彙力のない人間にとってはクロスワードパズルはちょっと苦痛なのである。
</p><p>
私は昔，
「プログラミングは数理パズル」だと思っていた。
これは私が組み込み系の仕事を多くしていたことと関係があるかもしれない。
標準ライブラリなどもちろん使えず，
ベクタテーブルからごりごり書いてた頃は，
ソフトウェア・プログラミングは論理の世界だった。
チップの仕様と回路図と（使用するプログラミング言語の）言語仕様がルールの全て。
そこから問題（＝要求）を解いていく（＝実装していく）作業は，
数理パズルを解いていく過程によく似ていると思ったものだ。
</p><p>
今はそういう仕事はほとんどなくなった。
組み込みの仕事でさえ開発フレームワークの上で行われる。
「開発フレームワーク」は言わばプログラミングの「語彙」を集約していくシステムだ。
ターゲットや使用する言語について知っているだけではダメで，
フレームワーク上で交わされる「語彙」をいかにうまく使いこなすかが鍵になっている。
そういう意味で昔のソフトウェア・エンジニアと今のエンジニアでは要求されるものが異なっている。
</p><p>
そういう変化の中で私は適応して生き残っていけるのだろうか，
などと自問する今日この頃。
</p><p>
関連：
</p><ul>
<li><a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000367.shtml">ライブラリからフレームワークへの去勢</a></li>
</ul>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000478.shtml">
  <title>PHP を CGI モードで動かす</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000478.shtml</link>
  <description>覚え書きとして残しておく。</description>
  <dc:subject>Programming</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-03-07T23:40:38+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
めったにないんだけど，
仕事で PHP で pcntl extension を使う必要が出てきて
（そういう仕事なんだってば）
やってみたんだけど，
shell 上の単体テストレベルではちゃんと動くのに Web 上に乗っけると
「pcntl_fork ？ なんじゃそら？」（←かなり意訳）って怒られる。
調べてみたら「pcntl 使いたいなら CGI モードで動かさんかい！」（←超意訳）っちうことらしい。
</p><p>
ほら，
仕事で PHP 使うなんて滅多にないし，
放っといたらすぐに忘れてまた同じところで悩むに決まってるので，
覚え書きとして残しておくことにする。
</p><p>
同じようなことで悩んでいる人はそこそこいるらしく色々と情報を得ることができた。
以下に参考になったページを挙げておく。
</p><ul>
<li><a href="http://jp.php.net/manual/ja/security.cgi-bin.php">PHP: CGI バイナリとしてインストール</a></li>
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/tohokuaiki/20090601/1243837447">PHPをモジュール版で動いてるところにpcntl拡張を使いたくてCGIでも動かそうとしたら、結構大変であわゎとなった</a></li>
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/msakamoto-sf/20080802/1217662203">cgi.force_redirect って何？</a></li>
<li><a href="http://httpd.apache.org/docs/2.0/ja/howto/cgi.html">Apache Tutorial: CGI による動的コンテンツ</a></li>
</ul><p>
分かってしまえば PHP を CGI モードで動かすことはそれほど難しくはない。
<a href="http://jp.php.net/manual/ja/security.cgi-bin.php">「CGI バイナリとしてインストール」</a>では4つのケースを紹介しているけど，
ここでは<a href="http://jp.php.net/manual/ja/security.cgi-bin.force-redirect.php">「ケース 2: --enable-force-cgi-redirect を使用」</a>を適用してみる。
</p><p>
このやり方は制限があって
</p><blockquote>
「このオプションは、Apache Web サーバーでのみテストされており、
リクエストのリダイレクト時に Apache が標準ではないCGI 環境変数 REDIRECT_STATUS をセットすることを前提にしています。
リクエストが直接のものであるか間接のものであるかを示す手段をWeb サーバーが全くサポートしていない場合は、
このオプションを使用することはできません。」
</blockquote><p>
となっている。
もちろん CGI モードを使うことでサーバ内の任意の場所を「実行」されては困るわけで，
この制限は妥当といえる。
ただしそれも Web サーバの設定次第でどうにでもなってしまうので，
構成の検討は慎重に行うべきだろう。
</p><p>
httpd.conf を眺めると以下の記述がある。
</p><blockquote>
<pre><code>ScriptAlias /cgi-bin/ /usr/local/apache2/cgi-bin/</code></pre>
</blockquote><p>
ScriptAlias ディレクティブは CGI プログラムの場所を示すもので
</p><blockquote>
「ScriptAlias が接頭辞で始まるすべての URL は CGI プログラムとみなされるという追加の意味を含んでいることです。
従って、上記の例では、/cgi-bin/ で始まるリソースへのあらゆるリクエストに対して、ディレクトリ /usr/local/apache2/cgi-bin/ から提供し、
それらを CGI プログラムとして扱うよう Apache に示します。」
（<a href="http://httpd.apache.org/docs/2.0/ja/howto/cgi.html">「CGI による動的コンテンツ」</a>）
</blockquote><p>
つまり，
上記の例では <code>/usr/local/apache2/cgi-bin/</code> に php-cgi を放り込んでやればいいわけだ。
私の場合，
ここではまってしまった。
単純にコピーすればいいものを ln -s とかやっちまったのだ。
どうやっても動かなくてひとしきり悩んでしまった。
</p><p>
さて，
もちろんこれだけで CGI モードで動くわけではなく，
CGI モジュールの指定と CGI が動くディレクトリを指定してやらなければならない。
例えば <code>http://foobar/hoge/</code> 以下のディレクトリで PHP を CGI モードで動かしたいなら，
</p><blockquote>
<pre><code>&lt;Directory /hoge&gt;
   Options +ExecCGI
   Action php-script /cgi-bin/php-cgi
   AddHandler php-script .php
&lt;/Directory&gt;</code></pre>
</blockquote><p>
と記述する。
Options ディレクティブで CGI の使用許可を，
Action ディレクティブで CGI モジュールの指定を，
AddHandler ディレクティブでハンドラを指定する。
</p><p>
この記述は httpd.conf で行うが，
レンタルサーバでは httpd.conf にアクセスできないのが普通なので，
（許可されていれば） .htaccess に AddHandler を記述することで CGI モードが有効になる場合もあるらしい。
</p><blockquote>
<pre><code>AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php</code></pre>
</blockquote><p>
ここまで設定しておけば，
たとえば <code>http://foobar/hoge/script.php</code> と打つと，
<code>http://foobar/cgi-bin/php-cgi/hoge/script.php</code> とリダイレクトされ，
さらに <code>/hoge/script.php</code> のアクセス制限をチェックしてくれる。
</p><p>
おー，こんびにえんす！
</p>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000477.shtml">
  <title>Google Buzz and Profile</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000477.shtml</link>
  <description>一応，
世の中の流行りモノには乗っておこうというわけで，
Google Buzz に参加してみた。</description>
  <dc:subject>Remark</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-02-14T02:07:18+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
一応，
世の中の流行りモノには乗っておこうというわけで，
<a href="http://www.google.com/buzz">Google Buzz</a> に参加してみた。
のだが，
しかし，
当面は積極的には使わないかもしれない。
私を follow しても構わないが，
今のところ Twitter や Flickr などの情報を流し込んでるだけなので，
follow しても面白くないと思うぞ。
</p><p>
いや，
何が気に入らないって，
Google Profile と連動しているのが気に入らない。
Google Profile には「検索して見つけてもらえるようにフルネームを表示する」という項目があって，
当然のように私はこの項目をオフにしていたのだが，
Google Buzz を使う場合にはオンにしなければいけないらしい。
っていうか強制的にオンにさせられてしまった。
しょうがないのでフルネームの項目はニックネームに書き換えた。
まぁこのサイトで本名はすでに晒しているので，
いいっちゃあいいんだけどね。
</p><p>
「ソーシャルウェブ」と言えば聞こえはいいが，
Google のやっていることは「情報の名寄せ」である。
Google の「使命」は世界中の情報をグラフ化することなので，
当然といえば当然の帰結であるが，
プライバシーの観点から見れば微妙な問題である。
例えば Twitter は全世界に「自分」の行動を晒してしまうサービスだけど，
言い方を変えれば Twitter 上で「つぶやいた」以上のことはない。
だから「Twitter 上でどう振る舞うのか」について気にさえしていればよかった。
しかし Google によってGoogle Profile をキーに複数のサービスのアウトプットが名寄せされていけば，
それだけでは足りなくなる。
情報と情報が合わさったときの「意図せざる結果」に常に気を配る必要が出てくる。
場合によっては Google 関連のサービスを利用するなら複数のアカウントに分散させて利用するなどの自衛策が必要になってくるかもしれない。
（2/16 一部修正）
</p><p>
以前，
<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000415.shtml">「公開されたプライバシー」という概念について紹介</a>したことがあるが，
Google はプライバシーに関する危うい領域に手を出そうとしている。
しかも Google はプライバシーに関してはかなり無頓着だ。
ついこの前だって Google のエリック・シュミット CEO がプライバシーを否定するかのような発言を行って大論争になったばかりだし
（どういうわけか日本では，
大方みんな知らん顔してたが。
こういう点からも日本ってプライバシーの意識が希薄だよなぁ。
GSV みたいなのには敏感に反応するくせにさ）。
もうひとつ例を挙げれば，
Google Buzz のケータイ・バージョンは位置情報を吐き出す。
iPhone 版ならまだ位置情報を止めることもできるが，
Andoroid 版では止める方法がない（<a href="http://googlejapan.blogspot.com/2010/02/google_5158.html">「Google バズ を快適にお使いいただくために」</a>参照）。
こういう点からも Google のサービスの危うさが窺い知れようというものだ。
</p><p>
ちうわけで，
現時点では Google Buzz を積極的に利用する気にならない。
まぁでもそれは現時点での話で，
将来的には分からない。
昔は Amazon のレコメンデーションすら忌避してたのに，
今では何の違和感もなく利用している。
今の時代は，
そうやってこれまでプライバシーだと思っていたものがどんどん削り取られていくものなのかもしれない。
</p>]]><![CDATA[<p>
（追記 2/15）
</p><p>
yomoyomo さんに<a href="http://twitter.com/yomoyomo/statuses/9085503943">ツッコミ</a>をいただいたが，
もちろん yomoyomo さんの記事は読んでます。
</p><ul>
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20091214/yamdas">YAMDAS更新（プライバシーの不変の価値）</a></li>
</ul><p>
（読んでたんだけど，
<a href="http://delicious.com/spiegel">Delicious.com のブックマーク</a>が分からなくなっちゃって，
上の記事の URL も yomoyomo さんに教えていただきました。
ゴメンペコンです。
しかも後で見たらタグの付け方が適切じゃなくて見つけられなかったというオチが。
タグ大事）
</p><p>
この件につては yomoyomo さんの記事と海外の翻訳記事以外に本当に見かけない。
yomoyomo さんが紹介している記事以外では以下の記事があった。
（これも翻訳記事だけど）
</p><ul>
<li><a href="http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/0912/17/news070.html">「やましくなければプライバシーは要らない」？　そんなわけはない</a></li>
</ul><p>
これは Tumblr で書いたんだけど，
リアルであれネットであれ，
私たちは時と場合によって自分自身の行動を使い分けている。
なぜ使い分けなんかするかというと，
その「場」（空間的な意味の場所とは限らない）から離脱できる可能性を担保しておくためだ。
でもそれを全部「名寄せ」されてしまえば台無しになってしまう。
怖いのは「降りれないゲーム」に参加させられることだ。
</p><p>
ソーシャルウェブの各サービスプロバイダはユーザをゲームから降ろさないよう腐心している。
そのためにはユーザの「全て」を囲い込んで逃げられないようにするのが最善である。
そういう意味で Google などの企業がやっていることは，
企業としては「利」にかなっている。
でもユーザは本当にそれでいいの？ ということだ。
</p><p>
『日経サイエンス』の<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000415.shtml">「ネットが蝕むプライバシー」を読ん</a>で以来，
「公開されたプライバシー」について時々考えるようになった。
公開されたプライバシーを守るということは，
私たちが社会の中でいかに自由に振舞えるかということでもある。
もちろん<a href="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000401.shtml">ディズニーランド的統制</a>の中で遊べるのならそれでいいじゃないか，
という人もいるかもしれない。
降りる必要なんかないじゃないかと。
でもいつだって「包摂」と「排除」は表裏一体の関係なのである。
システム（アーキテクチャと言い換えてもいいが）が人を規定するのではなく，
人がシステムを規定すべきだと私は思う。
たとえそれがかっこ悪くて泥臭い作業であっても。
</p>]]></content:encoded>
</item>

<item rdf:about="http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000476.shtml">
  <title>『食のリスク学』を読む</title>
  <link>http://www.baldanders.info/spiegel/log2/000476.shtml</link>
  <description>中西準子さんの雑感を見てソッコーで買った。</description>
  <dc:subject>Book</dc:subject>
  <dc:creator>Spiegel</dc:creator>
  <dc:date>2010-01-16T19:54:37+09:00</dc:date>
  <cc:license rdf:resource="http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/" />
  <content:encoded><![CDATA[<p>
<a href="http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak501_505.html#zakkan502">中西準子さんの雑感</a>を見てソッコーで買った。
読む前のイメージとしては
以前の著書の
<a href="http://spiegel.vox.com/library/book/6a00c22527e6f3604a00c22529aeeef219.html">『環境リスク学』</a>
に近い感じかなぁ，
と勝手に想像していたが，
実際にはそれよりもう少し「読み物」的な感じで，
あっという間に読めてしまった。
あとがきでも
</p><blockquote>
「この本を通して、
読者のみなさまが、
リスクの概念を身に付けていただけると嬉しいです｡
リスクの数値を算定することは専門家でないとできないかもしれません。
しかし、
リスクを使う見方を覚えることは、
それほど難しくありません。
それは「慣れ」です。
考え方の「慣れ」です。
是非、
この本を読んで、
「慣れ」て欲しいです。」
（p.250）
</blockquote><p>
とあるとおり，
数字はあまり出てこない。
でも物事をリスクとしてみる見方は十分学べると思う。
</p><p>
物事をリスクとしてみるようになると，
色々と見方が変わってくる。
</p><p>
まず物事はお互いに関連して動いていることが分かる。
リスクの世界には「リスクトレードオフ」という概念がある。
あるリスクを下げようとすると別のリスクが大きくなってしまう。
よってリスクを下げることを考える際は，
リスクトレードオフを考慮に入れ，
系（システム）全体でリスクが最小になるように調整されなければならない。
</p><p>
またリスクは往々にしてゼロにできない。
もの凄く頑張ればもの凄く小さくできるかもしれないけどゼロにはできない。
リスク（すなわち安全）について考えるってことは，
たいていの場合，
リスクをどこまで許容するかという話になる｡
</p><p>
個人的には
<a href="http://spiegel.vox.com/library/book/6a00c22527e6f3604a0123f197b289860f.html">『食のリスク学』</a>
の1章のリスクとお金の話が面白かったが，
特に印象的だったのは以下の部分。
</p><blockquote>
「お金があればリスクを回避できます。
つまり、
お金がかかることそのものがリスクなのです。」
（p.40）
</blockquote><blockquote>
「リスクを勉強してきた者として、
いつも考えるのは、
お金は他のリスクであがなわれた富だということです。」
（p.43）
</blockquote><p>
企業経営などは（もの凄い大雑把だが）「お金」を通じて富の再配分をする。
一方，
リスク管理というのは「お金」を通じてリスクの再配分を行っている，
と考えることができるかもしれない。
たとえば，
二酸化炭素の削減問題など今や世界規模でのビッグビジネスになりそうな感じだが，
その中でお金がどのようにまわっているか（正しくリスクの再配分が行われているか）といったことをチェックすることが重要だろう。
理念や理想だけでは世の中は動かない。
</p><p>
<a href="http://spiegel.vox.com/library/book/6a00c22527e6f3604a0123f197b289860f.html">『食のリスク学』</a>
は例示が豊富でとても読みやすいのだが，
やっぱりちょっと食い足りないって方は
<a href="http://spiegel.vox.com/library/book/6a00c22527e6f3604a00c22529aeeef219.html">『環境リスク学』</a>
も読むといいかもしれない。
</p>]]><![CDATA[<div class="hreview" ><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%AD%A6%E2%80%95%E6%B0%BE%E6%BF%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%83%BB%E5%AE%89%E5%BF%83%E3%80%8D%E3%82%92%E3%82%88%E3%81%BF%E3%81%A8%E3%81%8F%E8%A6%96%E7%82%B9-%E4%B8%AD%E8%A5%BF-%E6%BA%96%E5%AD%90/dp/4535585741%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dbaldandersinf-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4535585741"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51%2Bp20hly7L._SL160_.jpg" alt="photo" class="photo"  /></a><dl ><dt class="fn"><a class="item url" href="http://www.amazon.co.jp/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%AD%A6%E2%80%95%E6%B0%BE%E6%BF%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%AE%89%E5%85%A8%E3%83%BB%E5%AE%89%E5%BF%83%E3%80%8D%E3%82%92%E3%82%88%E3%81%BF%E3%81%A8%E3%81%8F%E8%A6%96%E7%82%B9-%E4%B8%AD%E8%A5%BF-%E6%BA%96%E5%AD%90/dp/4535585741%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dbaldandersinf-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4535585741">食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=baldandersinf-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /></dt><dd>日本評論社 2010-01-09</dd><dd>評価<abbr class="rating" title="4"><img src="http://g-images.amazon.com/images/G/01/detail/stars-4-0.gif" alt="" /></abbr> </dd></dl><p class="similar"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4759813284/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4759813284.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4876895988/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4876895988.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="食の安全 裏側の話―元生協仕入れ担当者が明かすつくり手の事情・消費者の言い分"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4885553520/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4885553520.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="誤解だらけの「危ない話」―食品添加物、遺伝子組み換え、BSEから電磁波まで"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535584095/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4535584095.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="環境リスク学―不安の海の羅針盤"  /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781301444/baldandersinf-22/" target="_top"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4781301444.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"  alt="科学者が読み解く環境問題"  /></a> </p><p class="gtools" >by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a> ,  <abbr class="dtreviewed" title="2010/01/16">2010/01/16</abbr></p></div>]]></content:encoded>
</item>


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    <title>Baldanders.info</title>
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