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○○・イズ・デッド

ようやく一段落したのかな。

『マイクロソフトは死んだ』のタイトルだけ見て連想したのは「オタク・イズ・デッド」で, 「こりゃ何の暗合だ」と思ったが, 本文を読んで更に苦笑してしまった。 いや, 今 Microsoft を語るなら組み込み分野や特定用途の PC (Programmable Controller)を外すわけにはいかないだろう。 それとも意図的に無視してるのか。

例えば, 日本でもようやくスマートフォンが流行りつつあるが, そこに載っている OS の多くが Microsoft 製であるということに誰も脅威を感じないのだろうか。 まぁ脅威を感じているからこそ iPhone や iTV のような端末や家電が待望されているんだろうけど, 少なくともポール・グレアム氏の記事にそういうニュアンスはない(日本でも単にクールであるという程度の評価だし)。 携帯端末だけじゃないよ。 今ネットワークに繋がるあらゆる端末は Microsoft による浸食を受けている。 自分たちの周りを見回してみればいい。 銀行の ATM, 列車や飛行機の券売機, 自動改札, 電子カルテ端末や住基ネット端末, Microsoft 製でないものがどれだけあると思う? これらネットワーク端末は昨日書いた NGN の話とも深く関連する。 そこに脅威はないと言えるのか?

結局「○○・イズ・デッド」という言葉は単にその人の目から見えなくなる(つまり外部化する)ことを指しているに過ぎない。 それが本当に「死んだ」のか薄くなって判別し辛くなったのか変質してアンテナに引っかからなくなったのか, といった評価とは何の関係もない。 しかし単に見えなくなっているだけのものを「死んだ」としてスルーすることは, それ自体がひとつの脅威であると書いておこう。