OpenPGP 年次鍵の更新

no extension

今年も OpenPGP 年次鍵の更新をしました。

今年はどうしようかだいぶ悩んだのですが,いつもと同じにしました。

まず『暗号をめぐる最近の話題』でも紹介したとおり, SHA-3 の意義が変わってきていて,これを待つ必要がなくなったこと。 一方で,どうやら OpenPKSD.ORG が消滅したらしいこと。 この2つが重なって悩んだのでした。 SHA-3 を待たなくてよくなったということは,今の構成で十分な鍵を作れることを意味します。 一方で私は今の公開鍵サーバには不満(細かく言うと公開鍵サーバの検索システムへの不満)があって, OpenPKSD-TKS の稼働を待っていたのですが, OpenPKSD-TKS どころか前身である OpenPKSD すら消滅したとあってはどうしたらいいものか。

というわけで,当面今のままで行くことにしました。 来年の今頃はまた気が変わってるかもしれませんが。