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「日本」からの脱獄

青色発光ダイオードの功績の続き。

今回はこの記事をベースに考えてみる。

まぁ,特許法職務発明規定の改正論に関してはそのとおりだと思う。

さて、この中村教授らのノーベル賞受賞は、現在進行中の特許法職務発明規定の改正論に影響を与えるのでしょうか?ここでは2つのポイントがあります。第一に、上記のような経緯で決まった職務発明の報奨金規定を仕切り直そうとしていること、第二に、中村教授はある意味日本の産業界に見切りをつけて米国に渡ってしまったということです。
中村教授のノーベル賞受賞は職務発明規定改正論に影響を与えるかより

ただ,そうした問題に関係なく「優秀な技術者の海外流出」というのはもはや止めようがないと思う。 中村修二教授は米国籍をとられたわけだが,別に米国じゃなくても,中国・韓国を含む東・東南アジアに目を向ければ,人材の流出は現在進行形で起こっていることで今後も止まる見通しはない。 一度出て行くと決めた人たちを引き止めるには破格の待遇が必要になるからだ。 結局残るのは私のようなロートルか,(社会的・経済的)最底辺層で「逃げ遅れた」人たち(あっこれも私か)だけということになるだろう。(カープのことじゃないよ,多分,おそらく,maybe,perhaps...)

これはね Jailbreak なんだよ。

1990年代のバブル崩壊以降,日本はあらゆることを先送りし続けている。 経済も政治も文化も。 何故かはわからない。 もしかしたら「バブルの再来」を夢見ているのかもしれない(が,絶対にそんなものは来ない)。

先送りってのは「不適応」と同義。 日本は世界に適応できていないのだ。

だから私は,私が日本人であるが故に,優秀な日本人が Jailbreak し外へ出て行くことを賞賛する。 それが(日本ではなく)「日本人」が世界に生き残る数少ない選択肢のひとつだから。 ほら,言うじゃない。 沈む船にはネズミも残らないって。

中村修二教授のノーベル賞受賞が日本のダメさ加減を際立たせ,優秀な方たちの背中を押してくれる様を社会の最底辺から見上げてみる。 その後,日本は腐海の底でゆっくり回復すればいい。