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減塩生活2

written by Spiegel

(この記事は「もっと辺境から戯れ言」に投稿した記事からの転載です)

体力的には大分回復してきたので先日から散歩をはじめています。 ウォーキングはまだ無理なので散歩。 しかも日中は暑いので夜の散歩。 実家の近所、 徒歩圏内に深夜までやっている本屋さんがあるので、 そこまで行って立ち読みして帰るというのが習慣化しつつあります。 本人的には悪くないと思っているので、 自宅に帰っても続けようかな。

実家暮らしなので食事はすべて作ってもらっています。 ありがたいことです。 3食作らないといけないのでメニューを考えるのが大変のようですが。

親の買い物につきあって久しぶりにスーパーの惣菜物コーナーに行ってみました。 惣菜物って表側は美味しそうに見えるのですが、 裏にひっくり返して材料の一覧を見るとぞっとします。 調味料の類が山ほどかかれているのです。 減塩に気をつけているつもりでもこんなのを食べてしまっては台無しですね。

今は養われている身分で栄養面も管理されているのでいいのですが、 本格的に社会復帰するまでには自分で塩分のコントロールができるようにならないと。 今まで惣菜物に頼っていたので、 もう少し考えないとダメなようです。 (ファーストフードやジャンクフードを食べる習慣がないのが救い。 でも酒は大量に飲むんだよなぁ)

2004年7月30日 [闘病日記] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

1日の消費カロリー

written by Spiegel

(この記事は「もっと辺境から戯れ言」に投稿した記事からの転載です)

コメント下さった方、 ありがとうございます。 私は元気です。 1日中家でごろごろしてても誰にも怒られないといういいんだか悪いんだかよく分からない生活を続けています。 昨日は薬が効きすぎて低血圧になってしまい往生しました。 低血圧で難儀するなんて(つっても起きて活動するのがしんどいだけなのですが)初めての経験です。(入院中もなかった)

平山さんの日記にあるダイエット関連の記事はいつも興味深く読んでいます。 今やダイエット情報は玉石混交状態で巷にあふれかえっていますが、 病人の目から見ると循環器・内臓への負担が大きいものが多く悩ましいものがありますね。 食事療法に限って言えば、 お勧めはやはり糖尿病患者用の食事管理プログラムでしょうか。 大きな病院の場合、 糖尿病患者向けに1週間くらい入院して食事管理のトレーニングが受けられるところがあります。 あと病院によってはダイエット希望者のために食事療法のレクチャをしてくれるところもあります。 (私はかかりつけの神経内科の病院でレクチャを受けたことがあります)

肥満度を図る指標として現在よく使われるのが BMI です。 BMI については拙文「肥満度判定します!」を参考にしてください。 BMI について気をつけなければならないのは、 あまり数値を厳密に気にしすぎないことです。 有病率と BMI との関係は統計的なものです。

体重管理を行う場合に大事なのは BMI 以外に「自分が調子がいいと感じる体重」を把握しておくことです。 BMI によって求められる「標準体重」は「自分が調子がいいと感じる体重」から外れていることがあります。 私の場合、 「標準体重」は約64kgですが、 「自分が調子がいいと感じる体重」は70~75kgだったりします。 「備蓄燃料」が少ないと持久力が落ちるんですよね (^^;) (心臓のためには70kgを切ったほうがいいんでしょうけど)

BMI による「標準体重」が分かると1日に必要な消費カロリーを算出することができます。

1日の総エネルギー量(kcal) = 標準体重 × 仕事量

ここで体重1kgあたりの仕事量は以下が目安になります。(入院中にレクチャを受けたときの資料なので肉体労働者は対象外だったりします。申し訳ない)

軽い仕事(事務職など):25~30 kcal/kg
普通の仕事(少し力仕事をする):30~35 kcal/kg

例えば、 私の標準体重は約64kgです。 私は1日中マシンに向かう典型的なデスクワーク・スタイルなので仕事量を 25kcal/kg として計算すると、 1日あたりに必要なカロリーは約1600kcalということになります。 1日3食で間食をしないとすると、 1食あたり533kcalが目安になります。 ちなみに定食屋の定食はおよそ 600~1000kcal です。 やはり外食に頼る生活は不利ですね。

2004年7月25日 [闘病日記] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

減塩生活

written by Spiegel

(この記事は「もっと辺境から戯れ言」に投稿した記事からの転載です)

今月号の『Software Design』の表紙を見て「夏休み大特集」と書いてあるのを見て 「あぁ、この雑誌って学生がターゲットだったのか」 と今ごろ気づく今日この頃(「夏休み」... 遠い言葉だ)、 皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は「減塩生活」についてです。

入院中、 食生活で特に言われたのが「減塩」生活。 私としてはある程度気をつけているつもりだったのですが、 まだまだ足りないようです。 実は入院中に減塩についてレクチャを受けたので、 そのときの内容を中心に書いてみます。

塩分の取りすぎは代謝機能に影響を与え高血圧の原因になったりもします。 また日本人はほかの国に比べ塩分の摂取量が多いと言われています。 ある統計によると、 日本人の塩分摂取量は昭和62年ごろまで下がってきていたのですが、 その後は再び上昇を続けているそうです。

日本人が目安とすべき1日あたりの塩分摂取量は10グラムと言われていますが(世界的には6グラム前後と言われています)、 実際には10数グラム、 地方によっては20~30グラムというところもあるそうです。 また私のように循環器機能に問題がある人は更に減塩が必要で、 1日あたり7~8グラムを目安にするように言われています。 間食をせずに1日3食食べる場合を想定すると1食あたり2グラム見当となります。

この目標は一見難しそうですが、 自分で食事を作って栄養管理している場合であればそれほどでもありません。 例えば以下に食塩1グラム相当の調味料を挙げてみます。

調味料食塩(グラム)カロリー(Kcal)
1-
醤油7-
減塩醤油10-
中味噌816
白味噌1632
ウスターソース12-
トマトケチャップ2837
味付けポン酢11-
めんつゆ(2~3倍希釈)128
コンソメ2-
和風だしの素3-
マヨネーズ56300
フレンチドレッシング33130
醤油入りドレッシング2080

一見味の濃そうなソースやケチャップやマヨネーズなどが塩分の観点からは意外に有利であることが判ると思います。 また上記の調味料以外でも「うまみ」や「酸味」を上手に利用することで塩分を抑えることができます。 減塩は「薄味」とは違います。 食材や調味料をうまく組み合わせることで食事を美味しくいただくことは可能なのです。

問題は加工食品それも惣菜物です。 これらは比較的塩分が多いためできるだけ避けたほうがよいようです。 しかし、 一人暮らしで自炊が苦手、 あるいは出張等で外食に頼らざるを得ない場合はどうすればいいのでしょう。

惣菜を主に利用している方は、 1食あたりの惣菜の量を減らすことで減塩になります。 買った惣菜を半分に分けて2食にするだけでもかなり違うでしょう。 もの足りない分は野菜サラダや果物などで補う手もあります。

外食が多い人は漬物や味噌汁など塩分が多いおかずを残すようにすることで塩分調整ができます。 例えばラーメンは1杯あたり5グラム以上の塩分(ほぼ1日分)を含みますが、 汁を残すことで摂取量を半分にすることができます。 ちなみに大抵の定食や丼物は1食あたり4~6グラムの塩分を含んでいます。

実はレクチャの中で「レストランの定食とコンビニの弁当ではどっちがヤバイですか」と訊いたのですが、 できるだけコンビニの弁当は避けろと言われました。 これはよく考えれば当然なのですが、 コンビニの弁当は防腐目的のため通常よりも塩分が多いそうです。 普通の白飯にも塩分がかなり含まれているという話も聞きました。 また弁当は定食と違って「残す」ことによる摂取のコントロールが(心理的に)しにくく、 つい全部食べてしまうので、 それならば定食のほうがいくらかマシということのようです。

最近ではスーパーの惣菜やコンビニの弁当を見るとカロリー表示がされていることが多いです。 レストランでも定食メニューにカロリー表示がされていることがありますよね。 しかしカロリー以上に見えにくいのは塩分です。 食べて分かる場合はまだしも味覚として顕れない「塩分」もあるのです。 カロリー表示をしてくれるのなら塩分も併せて表示してくれるとうれしいのに、 と思ったりします。

これは私の個人的な感想ですが、 減塩生活は結局は「慣れ」の問題です。 私達はインスタント食品や外食や惣菜や弁当などで濃い味に慣らされてしまっているのです。 入院して1週間も減塩食を続け、 その後「紅塵の巷」の食事に接するといかに「しょっぱい」かわかります。 しかしそれもまたしばらくすると「慣れ」てしまうのです。 減塩生活というのは巷の「しょっぱい」味付けに慣らされないための知恵だと思うのです。

2004年7月23日 [闘病日記] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

心不全

written by Spiegel

(この記事は「もっと辺境から戯れ言」に投稿した記事からの転載です)

本題の前に私の「実家」の紹介を少し。

私の実家は島根県松江市です。 宍道湖と中海を結ぶ大橋川より南側にあるので「橋南」とか「湖南」とか呼ばれているエリアです。 梅雨はとっくに終って(関東ほどではないですが)暑い日々が続いています。 といっても家中の窓を全開にすれば風も入ってきますし、 エアコンなしでもそれなりに過ごせます。 ビバ! 日本家屋。

前々回の記事で紫陽花の話(ケータイで投稿してみました)をしましたが、 あれは庭の北側に咲いているものです。 植木や何やらでうっそうとしているので、 なかなか花が終らないのかもしれません。

さて、 ここからが本題。 今回は「心不全」の話をしましょうか。

心不全というのは心臓のポンプ機能が弱って血液の循環が悪くなる症状を言います。 ポンプ機能が弱る原因はさまざまです。 狭心症や心筋梗塞は心臓の周りにある冠動脈がつまって(場合によっては心臓の一部が壊死して)ポンプ機能が弱ってしまうものです。 私(拡張型心筋症)のように心臓の筋肉そのものが弱って心不全の症状を起こす場合もあります。

心不全の症状には段階があるようです。 まず運動すると息切れするようになり「疲れやすい」と感じるようになります。 その後、 就寝後に息苦しくて目が覚めたり咳が止まらなくなったりします(肺うっ血)。 寝転がっていると咳が出るけど起き上がっていると楽になる、 と感じるなら要注意です。 さらに進行すると安静時でも息苦しく感じるようになり、 咳・痰が多くなります。 また手足がむくんできたり内臓うっ血で食欲がなくなってきたりします。 不安感などの心理的な症状も出るようですがここでは省きます。

よほど重い症状でない限り心不全は(もちろん主治医の指導にしたがって)薬物治療を行うことで改善します。 また症状が軽いうちは何日か安静にしているだけで改善することもあるそうです。

心不全発症後は食事等に気をつける必要があります。 特に気をつけなければならないのは塩分と水分です。 塩分は1日7~8グラムに抑える必要があるのですが、 これは結構きつい制限です(減塩生活については別の機会にお話しましょう)。 あと水分の取りすぎも要注意。 私は1日1リットルを目安にしてくれと言われました。 ビアガーデンでの一気飲みや1日2リットルも摂取する水ダイエットなんかはとんでもないと言うことですね。 また高血圧や糖尿病の症状のある方はコレステロールや摂取カロリーなども併せて気をつける必要があります。

水や塩分の摂取に制限があるのは心臓機能が弱いと代謝機能が低下するからです。 血中の水分を排出しようとして心臓に大きな負荷がかかってしまうのだそうです。 簡単にできる身体チェックとしては、 毎日の体重や血圧の変化に気を付ける必要があります。 急に体重が増えたり血圧が上がったりするようなら再発の疑いありです。

同様に汗を大量にかいたりするようなこともだめです。 長風呂・(美容やダイエットにいいと言われる)半身浴もだめ。

当然ですが(私はやりませんが)喫煙は NG です。 しかし色々話を聞いてみると、 狭心症の患者さんなどはかなりの苦痛・激痛を経験することが多いので、 割と簡単に煙草を止められるようです。

あと個人的な話ですが、 薬の飲みあわせの問題で「納豆」と「ビタミンK」が NG と言われました。 しかしビタミンKを完全にシャットアウトするのは不可能なので、 色の濃い野菜でできたもの(クロレラとか青汁とか)を避けるようにしなさいとのお達しでした。 そんなこともあるんですねぇ。 (薬の飲みあわせについては人によって異なるので主治医や薬剤師に相談してください)

2004年7月22日 [闘病日記] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

ただいま静養中

written by Spiegel

(この記事は「もっと辺境から戯れ言」に投稿した記事からの転載です)

ずいぶんご無沙汰してました。 実は5年前に発症した持病が悪化しまして、 ドクターストップを言い渡されております。 現在は実家にて静養中です。 (5年前の顛末に興味のある方は「Spiegel の闘病日記」をご覧になってください)

せっかくですのでしばらくこの Weblog にて「闘病日記」をつれづれと書き綴ってみたいと思います。 ご用とお急ぎでない方はちょっとだけお付き合いのほどを。

2004年7月21日 [闘病日記] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)